二人暮らし引っ越し費用の目安はいくら?ケース別相場を徹底解説

- 二人暮らしの引っ越し費用の目安は通常期で約7.8万〜7.9万円、繁忙期は割増になる。
- 引っ越し料金は「二人暮らし」ではなく荷物量=トラックサイズで決まる。
- 引っ越し代とは別に、賃貸の初期費用は家賃の4〜6か月分が目安になる。
- 会社員は1月・6月・11月、フリーランスは6月が比較的安く引っ越せる時期。
- 転入・転居届は引っ越した日から14日以内に必ず手続きが必要。
二人暮らし 引っ越し 費用 目安の結論

二人暮らしの引っ越し費用は、通常期でおおよそ7.8万〜7.9万円が目安になる。
ただしこれは民間の見積もりデータの平均値で、公的な統計があるわけではない。国の統計を探しても「二人暮らしの引っ越し費用そのもの」の相場は出てこない。
だから私はいつも、相場の数字は「ざっくりの目安」、確実なのは「自分で相見積もりした金額」と分けて考えるようにしている。
1. 【ケース別】2人暮らしの引っ越し費用の相場
二人暮らしの引っ越しは「2人一緒に引っ越す」か「別々の場所から1つの家へ集まる」かで費用が変わる。

後者は単純に作業が2回分になるので、合計額は上がりやすい。ここを知らずに片方だけの見積もりで予算を組むと足が出る。私が同棲のカップルを取材したときも、ここで予算オーバーするケースが目立った。
| 時期 | 費用の目安 |
|---|---|
| 通常期(5〜2月頃) | 約7.8万〜7.9万円 |
| 繁忙期(3〜4月) | 通常期より割増になる |
1-1. 2人一緒に引っ越す場合
2人が同じ家から1つの新居へ移る場合が、二人暮らしの引っ越しでは最も費用を抑えやすい。
荷物が1か所にまとまっているので、トラック1台・作業1回で済む。現役の引越屋さんがネット上で語っていた内容が、私が取材で聞いた現場感覚とよく一致していたので引用しておく。
そもそも引越料金の見積りは、2人暮らしではなくて荷物量、=トラックサイズが基本です。2人暮らしでも荷物量が少なければ2トンショートでいけますし、多いと3トントラックが必要だったりします。
つまり、二人暮らしでも荷物が少なければ2トンショートで収まる。家具家電を新居で買い揃える前提なら、思ったより安く済むことも多い。
1-2. 2人が別々の場所から引っ越す場合

別々の家から1つの新居に集まる場合は、引っ越し作業が実質2回分になり、合計費用が上がりやすい。
それぞれの家で積み込み、新居で2回搬入する流れになるからだ。業者によっては「二口便」としてまとめて割引してくれることもあるので、私なら最初に『2か所から1つの家へ運びたい』と伝えて見積もりを取る。
あと、地味に効くのが家具家電の重複。冷蔵庫も洗濯機も電子レンジも2つあると、新居に入りきらないし置き場所もない。どちらを残すかを引っ越し前に決めておくと、運ぶ荷物が減って料金も下がる。
2. 引っ越し以外にかかる費用相場
引っ越し代だけ用意していると確実に足りない。賃貸の初期費用と生活用品で、引っ越し代より大きな出費になることが多い。

私が最初の同棲で痛感したのがこれ。トラック代に気を取られて、敷金礼金と家具家電の合計で目が飛び出た。
2-1. 賃貸にかかる初期費用の相場
賃貸契約の初期費用は、家賃の4〜6か月分が民間相場の目安になる。
ただし国土交通省は賃貸の初期費用に一律の「相場」を定めていない。金額は物件ごとに違う。だから敷金・礼金・仲介手数料がそれぞれ何か月分なのかは、契約書と重要事項説明書で必ず確認してほしい。
| 費目 | 内容 |
|---|---|
| 敷金 | 退去時の原状回復などに充てる預け金 |
| 礼金 | 貸主へ支払う返還されないお金 |
| 仲介手数料 | 不動産会社へ支払う手数料 |
| 前家賃 | 入居月や翌月分の家賃の前払い |
| 火災保険料 | 賃貸契約時に加入する保険の保険料 |
2-2. 生活用品一式

二人暮らしを新しく始めるなら、生活用品と家具家電の購入費が初期費用に上乗せされる。
冷蔵庫・洗濯機・電子レンジ・ベッド・カーテン……一つひとつは数千円〜数万円でも、合計するとかなりの額になる。具体的な相場の公的データはないので金額は明記しないが、私の経験上、引っ越し代と同じか、それ以上かかった。
私のおすすめは、最初から全部そろえないこと。生活してみて『なくて困ったもの』だけ後から買い足すほうが、無駄が減る。
3. 2人暮らしの引っ越しがおすすめな時期
引っ越し費用を抑えたいなら、3〜4月の繁忙期を外すのが鉄則だ。

この時期は進学・転勤が重なって需要が跳ね上がり、料金も上がる。逆に需要が落ち着く月を狙えば、同じ荷物量でも安く運べる。働き方によって狙い目の月が少し違う。
3-1. 【会社勤めの場合】1月・6月・11月
会社勤めの人は、1月・6月・11月が比較的引っ越し費用を抑えやすい時期になる。
年度の切り替えや夏休み・年末年始といった大きな移動の波から外れているからだ。土日祝より平日、午前便より午後便のほうが安くなりやすいので、有給を1日使ってでも平日に寄せると効く。
3-2. 【フリーランスの場合】6月

日程を自由に組めるフリーランスなら、6月が狙い目になる。
梅雨で引っ越しを避ける人が多く、需要が落ちる分だけ料金が下がりやすい。平日を自分で選べる強みを活かして、月の中旬・平日・午後便で組むと、私が見てきた中でもかなり安く収まる。
雨の日の搬入が不安なら、養生をしっかりしてもらえる業者か事前に確認しておくといい。
4. 引っ越し以外で工夫できる節約方法
引っ越し費用は、不用品の処分と電力会社の見直しで地味に下げられる。

運ぶ荷物が減ればトラックサイズが下がり、料金も下がる。さらに新居の固定費を最初に整えておくと、引っ越し後の家計がぐっと楽になる。
不用品の処分で注意したいのが粗大ごみ。多くの自治体で事前申込制・有料、しかも受付期限がある。引っ越し直前に出そうとして間に合わない、というのは取材でもよく聞く失敗だ。料金と受付期限は各自治体の公式ページで早めに確認してほしい。
電力会社の変更も効く。新居の契約をそのまま惰性で続けず、二人暮らしの使用量に合うプランへ乗り換えると月々の電気代を抑えられる。引っ越しのタイミングは見直しの好機だ。
| 方法 | ねらい | 注意点 |
|---|---|---|
| 不用品の処分 | 荷物を減らしてトラックサイズを下げる | 粗大ごみは事前申込制・有料の自治体が多く受付期限あり |
| 電力会社の変更 | 新居の月々の電気代を抑える | 二人暮らしの使用量に合うプランを選ぶ |
あと忘れがちなのが手続き関係。引っ越した日から14日以内に、住民票の転入届・転居届を出す必要がある。国民健康保険や児童手当の手続きも自治体で必要になるので、引っ越し費用とあわせてスケジュールに入れておくと安心だ。
よくある質問
二人暮らしの引っ越しでよく一緒に検索される質問をまとめた。
よくある質問
最後に私からひとつ。相場の数字に振り回されず、必ず2〜3社で相見積もりを取ってほしい。同じ荷物・同じ条件でも各社の都合で金額は変わる。それが二人暮らしの引っ越しで損しない一番の近道だ。
