引っ越し費用の相場はいくら?単身・家族別の料金早見表付き

- 引っ越し費用は「基本運賃+実費+オプション+割増料金」で構成される。
- 単身の通常期の相場は約3万〜6万円、繁忙期は約7万円まで上がる。
- 3月の料金は通常月の約1.8倍、3月下旬は約2.2倍まで跳ね上がる。
- 土日祝・月末月初・午前便を避けるだけで費用は下げられる。
- 複数社の相見積もりが、最も確実な値下げ手段。
引っ越し費用の結論

引っ越し費用は「いつ・どの荷物量で・どこへ運ぶか」で決まり、繁忙期と土日を外せば最も安くなります。
私はこの5年で単身・家族あわせて4回引っ越しています。見積もり同行取材も何度もやってきました。
そのうえで断言できるのは、料金は固定ではないということ。同じ業者でも、頼む日が違えば平気で2倍になります。
引越料金は「基本運賃+実費+オプション(+割増料金)」で構成されます。これは日本通運の公式解説でも明示されています。
【引越し料金早見表あり】1人暮らし(単身者)の費用相場は?
単身の引っ越し費用相場は、通常期で約3万〜6万円です。

これは三井のリハウスの案内にある数字で、移動距離が50km未満のケースを想定しています。私自身、近距離の単身引っ越しで4万円台に収まったことが何度もあるので、実感とも合います。
ただし繁忙期は別物。LIFULL HOME'Sの案内では、繁忙期の単身は約7万円まで上がるとされています。
| 時期 | 費用相場の目安 |
|---|---|
| 通常期 | 約3万〜6万円 |
| 繁忙期 | 約7万円 |
間取りで見ると、1R〜1LDKの引っ越し料金相場の平均は約6万5千円という掲載もあります(LIFULL HOME'S)。荷物が少なめなら、ここより下げられる余地は十分あります。
【引越し料金早見表あり】2人暮らし〜4人家族の費用相場は?
2人暮らしの通常期相場は約6万〜10万円、3人以上の家族は約7万〜15万円です。
こちらも三井のリハウスの案内によるもので、移動距離50km未満が前提です。家族の引っ越しは荷物量とトラックサイズで一気に金額が動くので、幅が広いのが実情です。
正直に言うと、家族の引っ越しで一番怖いのは繁忙期。LIFULL HOME'Sの案内では、繁忙期の2人家族以上は13万円以上になることがあるとされています。
| 世帯 | 費用相場の目安 |
|---|---|
| 単身 | 約3万〜6万円 |
| 2人暮らし | 約6万〜10万円 |
| 3人以上の家族 | 約7万〜15万円 |
間取り別では、2R〜の引っ越し料金相場の平均は約11万3千円以上という掲載もあります(前述のLIFULL HOME'S)。家族向けは荷物が多い分、後述の値下げ術が効きやすい層でもあります。
引越し料金が1年で最も高い時期はいつ?

1年で最も高いのは3月、なかでも3月下旬です。
PR TIMES掲載の調査によると、3月の引っ越し料金は通常月(5月〜1月)の約6万〜10万円に対し、約10万〜18万円と約1.8倍に上がります。
さらに3月下旬は通常月の約2.2倍。新生活シーズンで需要が集中し、トラックも人も足りなくなるからです。
私が取材した業者の方も「3月後半は値段で勝負しなくても予約が埋まる」と話していました。値引き交渉が一番通りにくい時期でもあります。
曜日や時間帯別の引越し費用相場は?
費用を抑えたいなら「平日・午後便」、高くなるのは「土日祝・午前便」です。

引っ越しの割増料金は、繁忙期や土日祝などに加算される仕組みです。曜日と時間帯は、自分でコントロールできる数少ない要素なので、ここを動かすのが一番手堅いです。
私の家族引っ越しでは、土曜希望から平日午後に変えただけで見積もりが下がりました。荷物は1つも減らしていません。
曜日別の引越し費用相場
曜日別では、土・日・祝日が最も高く、平日が安くなります。
加えて見落としがちなのが月末・月初。賃貸の契約切り替えが集中するため、平日でも混みやすく割高になります。
さらに大安など縁起のよい日も予約が集中して高くなりがち。逆に仏滅は狙い目です。私は気にしない派なので、仏滅で安く済ませたことがあります。
- 高くなりやすい:土・日・祝日、月末・月初、大安。
- 安くなりやすい:平日、月の中旬、仏滅。
- 曜日と日付をずらすだけで荷物を減らさず費用を下げられる。
時間帯別の引越し費用相場

時間帯では、午前便が最も高く、午後便やフリー便が安くなります。
午前便は「その日の最初に確実に作業が始まる」枠なので人気が集中します。午後便は前の現場次第で開始時刻が読めない分、値段が下がる。
フリー便は開始時刻を業者にお任せする枠で、さらに安いことが多いです。時間に縛りがない人にはこれが一番おすすめ。逆に、当日に予定を詰めたい人にはストレスなので勧めません。
| 時間帯 | 費用傾向 | 向いている人 |
|---|---|---|
| 午前便 | 高い | 当日に予定を入れたい人 |
| 午後便 | やや安い | 開始時刻に多少余裕がある人 |
| フリー便 | 最も安い | 時間を業者に任せられる人 |
引越し料金の見積もり、内訳ってどうなってる?
引っ越しの見積もりは「基本運賃+実費+付帯サービス費(+割増料金)」の4つで構成されています。

これは日本通運が公式に示している構成です。内訳を知っておくと、見積書のどこが交渉できる部分なのか見抜けるようになります。
私が見積もりを取るときは、まずこの4分類で項目を整理します。割増料金は時期と曜日を動かせば消せる費用、付帯サービスは要らないものを削れる費用、と切り分けられるからです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 基本運賃 | 移動距離・荷物量・作業時間などで決まる土台の料金 |
| 実費 | 梱包材費・高速料金・人件費などの実際にかかる費用 |
| 付帯サービス費 | エアコン着脱や荷造り代行などの追加サービス |
| 割増料金 | 繁忙期・土日祝などに上乗せされる料金 |
①引越しの移動距離・荷物量などで決まる「基本運賃」
基本運賃は、作業時間・作業量・移動距離・トラックの積載量を基に決まります。
これは日本通運と三井のリハウスの双方で説明されている決まり方です。つまり、荷物が多くトラックが大きいほど、遠いほど上がる。
ここを直接下げたいなら、荷物を減らすのが一番効きます。トラックのサイズが1つ下がれば、運賃も人件費も連動して下がるからです。
②梱包材や人件費など引越しにかかる「実費」

実費は、荷造り資材費・高速道路料金・船舶や航空機の利用費などが加算される費用です。
前述の日本通運の解説どおり、ここは「実際に発生したぶん」を払う性質の費用です。長距離やフェリー利用がある引っ越しだと、ここが一気に膨らみます。
段ボールを自分で調達したり、不要なオプションを断ったりすると、この実費は削れます。資材費は意外とまとまった額になるので、私はいつも内訳を確認します。
③引越し作業にプラスする「付帯サービス費」
付帯サービス費は、荷造り・荷ほどき代行やエアコン着脱など、基本作業に追加するサービスの費用です。

ここは削りやすい費用の代表格。荷造りや荷ほどきを自分でやるプランを選ぶだけで、付帯サービス費を抑えられます。
私の経験では、荷造りを自分でやると体力は使うものの、見積もりは目に見えて下がります。逆にエアコンの着脱は素人がやると故障リスクがあるので、ここはプロに任せる派です。全部自分でやればいい、とは思いません。
よくある質問
読者からよく聞かれる疑問を、出典付きで整理しました。
よくある質問
最後にひとつだけ。安くしたいなら、見積もりは必ず2社以上で取ってください。1社だけだと、その金額が高いのか安いのか永遠に分かりません。私が毎回やっている、たった一つの確実な節約術です。
